犬がしっぽを振るのは計算!?(Excite Bit コネタ) - エキサイトニュース
「人間の身近で暮らし、その生活を観察し受け入れようとしている犬たちであれば、
空気を読んで振ることがあると思います。
たとえば、くつろいでいても飼い主に名前を呼ばれたら愛想よくしっぽを振る、
といったケースなどがそうです。まるで人間の愛想笑いみたいだな、って思いますよ」
空気を読んで 尻尾を振る…。(-_-;)
ビリーならやりそうだな。(by パパ)
「おい、ビリー」(by パパ)
「はぁい♪(にっこり) (by ビリー)
「…。
満面の愛想笑いだね…onz」(by パパ)
ニュース原文のメイン文はこちら↓
「犬がしっぽを振るのは、“うれしい”や“楽しい”など、プラスの感情の表現だと推測
できるが、実際はどうなのだろう?
また、無意識に動いてしまうのか、状況をうかがって意識的に振っているのか
……その仕組みは???
あのかわいらしさが計算だったらちょっとショックだなーと思いつつも、真相を
家庭犬行動セラピストのドッグテックジャパン河原さんに聞いてみた。
■犬はどんなときにしっぽを振るのですか?
「しっぽには、喜怒哀楽の感情表現や、警戒、順位づけの心理状態を表現するなど、
さまざまな使い方があります。うれしいときにしっぽを振るのは間違いないのですが、
実はそうじゃないときにもしっぽを振ります。
“しっぽを振っているから喜んでいるんだ”と解釈して近寄ると、場合によっては
痛い目を見ることもあるので注意が必要。とくに、犬が低い位置やピンとしっぽを
立てて振っているときには刺激しないようにしましょう。
そんなとき、犬は人間に対し“警戒中! 怖い! 触らないで!!”と事前にしっぽで
気持ちを伝えてくれているんですよ」
■うれしいときとそれ以外のしっぽの振り方には違いがあるの?
「数年前にイタリアの学識者が発表した内容に、感情を右脳左脳のどちらで捉えるか
により、しっぽの左右の振りに偏りが出るというものがありました。
右脳(マイナス感情)優勢時は左に、左脳(プラス感情)優勢時は右に偏るのだ
そうです。犬は人間より脳のつくりが原始的なため、反応が反射的に出ていることが
多いのだと思います」
その説通りなら、右に偏ってしっぽを振っているときは、うれしいサインと見てよさそうだ。
「ただ、人間の身近で暮らし、その生活を観察し受け入れようとしている犬たちで
あれば、空気を読んで振ることがあると思います。たとえば、くつろいでいても
飼い主に名前を呼ばれたら愛想よくしっぽを振る、といったケースなどがそうです。
まるで人間の愛想笑いみたいだな、って思いますよ」