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お気楽ビリーのWAN!derful Life!

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お友だちと再会

 当然のこと…犬散歩は、ニコルとふたりになりました。
その晩も 辺りに夕闇が落ちる頃に、近所をふがふがと歩いていた所…。
「ニコル〜、ニコル〜」と 遠くから呼ぶ声が( ̄ο ̄;)
振り返ってみると、いかにも犬飼さんっぽい、でも なにも連れていない
お母さん風の人が こっちに向かっていました。
あぁ…。
ビリーの生前 最愛の犬、リキくんのママさんでした。
もちろん 近づくなり、「もう一頭は? 黄色の…ビリー?」と、聞かれました。
でも すぐにお察しになり、「じゃあ…」と 表情を曇らせました。
リキくんは、↑リンク先にもある通り、小柄の柴(&甲斐犬ミックス?)で、
つぶらな瞳の寡黙な日本男児でした。
そう、ビリーのタイプど真ん中。
彼女はリキくんが大好きで、通りの向こうに気配を感じただけで、急に
歩き方までしおらしくなったものでした。(^m^)
うちの散歩の遠征先が リキ邸のあるエリア。
最初は おうちに彼が居るときも、お喋りできるフリーな感じだったのですが…。
このエリアに新興の住宅が続々と建ち始め…ある日、手前の空き地も建設予定地に!
そして なんと、ふたりの間にフェンスが立ってしまったのです!
向こうもビリーのことを憎からず想ってくれていたようなのに…、
あぁ 哀しきかな、ふたりの恋路を引き裂くフェンス。
なにも知らないお隣さん。
どうなる? どうする?! 気になる恋の行方は 巻末をご覧じろ〜…ってな雰囲気で、
ビリーったら、昭和の哀愁たっぷりだったんですよね。
お友だちと再会_a0102815_12400504.jpg
ビリーになついてくれてるリキくん。
でも 他の犬にはこんなに親愛の情を
表したりすることは ないんですって。

 そのリキくんも先に虹の橋を渡ってしまい…。
お父上も ママさんも、いたく肩を落としておられました。
そして 今日、この仮のお姑さんにビリーのご報告も することになりました。
「主人が聞いたら ガッカリするわね (ノд・。)
ママさんは そうおっしゃって 立ち去って行かれました。

あぁ ビリー、ビリママはとても寂しいけれど、あなたは 向こうでリキくんに
会えたのかもしれないね。
それは 良かったのかもしれないね。

 二つ目のリンク先…、リキくんが亡くなったのは 去年でした。
その時の自分、ビリーがいなくなるなんて まったく思ってないわ。
( ̄_ ̄)
あと2年でも3年でも、先があると信じて疑ってない。
後悔なんてしてもしょうがないけれど…バカだな、わたし。
もっともっと、ビリーを大事にしてあげれば 良かったな。




by billnico | 2016-09-05 12:38 | ビリー(水色)